全国に約14万件ある整骨院事業者が抱える共通の大きな悩みは、受付業務と施術時間の効率の悪さです。
ほとんどの整骨院は受付業務のみに専従者を配置しています。
このこと自体、非効率的なのですが、来院患者様の受付をし、専用棚から施術録を取り出し、施術録の記録・管理業務・精算・予約を紙ベースの手作業で行うなど、作業量は膨大なのです。
また、施術者の多くは従来の慣習に倣い、患者様一人ひとりに一台ずつのベッドを使用するオペレーションが定着しているため、お待ちいただく時間が多く発生しています。必然的に一人あたりの施術時間は長時間化してしまいます。
この2つの大きな悩みを解決する手段として、業務の電子化を考える事業者の方は多くおられます。しかし、既存の電子カルテシステムは整骨院事業者向けとは言い難く、システムの方に合わせたオペレーションを余儀なくさせ、踏み切れないでいるのです。
そこで当社は、整骨院に特化した電子カルテ・システムを構築できないかと試行錯誤を重ね、その第一弾としてKamikarを完成させました。診察券をバーコードリーダーで読み取ることから始まり、読み取ったデータがデジタル施術録に記録され、施術者にも同じ情報が共有されます。
同時に施術内容等をデータ化し、デジタル施術録を作成し、更新することで、施術後の支払い業務までを一元管理しますが業務をシステム向けに大きく変更する必要はありません。
これにより、受付従事者が他の業務に携わることができるようになり、サービス導入者の労働生産性の大幅向上に貢献いたします。